トレイルシーカー TRAILSEEKER ブリリアントブロンズ・メタリック 試乗体験

今回はSUBARU トレイルシーカーに試乗してきました!

【試乗車】
グレード:ET-HS(AWD) 
カラー:ブリリアントブロンズ・メタリック

第一印象とエクステリアの造形

店舗で出発準備を済ませて、まずは外装をチェック。
今回の試乗車は「ブリリアントブロンズ・メタリック」というカラーで、派手すぎない落ち着いた色味なんですが、光が当たると表情が変わって見えるのが印象的でした。
実車で見ると想像より存在感があります。

以前乗ったソルテラと比べると、最初に感じた違いはやっぱり車全体の雰囲気です。
ソルテラは街中でも扱いやすそうな軽快さがありましたが、トレイルシーカーはもっとどっしりした印象。
車高は高いのに、不思議と重心が低く見えて、停まっているだけでも安定感があります。

リヤ側が伸びたワゴンっぽい形になっているので、荷室が広そうなのはもちろんですが、それ以上に「走りもかなり期待できそう」と感じさせるデザインでした。
横から見たシルエットもスッと長く見えて、SUVらしい力強さとスポーティーさがうまく両立している感じです。

駐車場で眺めながら、「これから走らせたらどんな感じなんだろう」と自然と試乗への期待が高まる、そんな第一印象でした。

SUBAROADで巡る奥深いドライブコース

今回のドライブでは、SUBARU公式のドライブアプリ「SUBAROAD(スバロード)」を使ってみました。
普通のカーナビみたいに「最短で目的地へ行く」というより、「せっかくなら走って楽しい道を走ろう」という感じのアプリです。

事前にコースを選んでおけば、当日はそのルートを案内してくれるので操作もシンプル。
しかもCarPlay対応なので、車のディスプレイにそのまま表示できるのがかなり便利でした。

実際に走ってみて面白かったのが、移動中に周辺スポットや土地の歴史を音声で案内してくれるところ。
景色に合わせてBGMも流れるので、ただの移動というより“ドライブイベント”みたいな感覚になります。

今回は浜名湖をスタートして、田原市の蔵王山方面へ向かうルートを選択。
天気は曇りでしたが、音声ガイドのおかげで道中はかなり楽しめました。

普段なら通らないような裏道や、地元感のある景色が続く道を案内してくれるので、「こんな道あったんだ」と新鮮な発見も多め。
新所原駅の近くや、ブラックサンダーで有名な有楽製菓の工場横を通った時も、その場所にまつわる話をアプリが教えてくれるので、つい聞き入ってしまいます。

目的地に向かっているだけなのに、道中そのものを楽しめる感覚があって、最後まで飽きずに走れました。

スマートな充電体験とライフスタイルの提案

道中では、SUBAROADのコース内に含まれていた「道の駅とよはし」でひと休み。
ちょうど急速充電器もあるので、そのまま充電も試してみました。

BEVで気になるポイントのひとつが充電ですが、このあたりは専用アプリとの連携がかなり便利です。
アプリ上で近くの充電スポットを探せるのはもちろん、充電を始めると現在の充電量や充電速度、料金までリアルタイムで表示されます。

この日は、わずか30分の充電でバッテリー残量が27%から78%まで一気に回復しました。
短時間でこれほど効率よくエネルギーが蓄えられていく様子を数値で確認できるのは、非常に心強く、また面白い体験でした。

休憩している間にしっかり充電も進むので、思っていたより“充電待ち感”は少ない印象です。
SUBAROADのルートにこうした立ち寄りスポットが自然に組み込まれているので、ただ移動するだけではなく、途中の休憩も含めてドライブとして楽しめる感覚がありました。

充電を繋いだら、施設内のつるあんさんへ。
せっかくなのでそばをいただきながら、ときどきスマホで充電の状況を確認。
その数字がじわじわ動いていくのを眺めているのが思ったより楽しくて、気づいたらじっと見ていました。
気負わずこういう時間の使い方ができるのが、BEVでのドライブの新しい楽しみ方なのかもしれないなと、なんとなく思いました。
ごはんも美味しかったし、充電もしっかりできたし、なんだかとても満足な休憩になりました。

圧倒的な積載能力と上質な室内空間

その後は、SUBAROADのコースに沿って伊古部海岸へ。
海沿いへ抜けていく流れも自然で、「ただ目的地へ向かう」というより、景色を楽しみながら走れるルートになっていました。

海をバックに見るトレイルシーカーは、ワゴンらしい伸びやかなシルエットが印象的です。
SUVらしい存在感はありつつ、横から見ると想像以上にスッキリした形に感じました。

今回はゴルフバッグを2つ積んで走っていましたが、荷室にはまだ余裕があります。

内装はソルテラと共通する部分も多く、操作系もシンプル。
スバル車に乗り慣れている人ならすぐ馴染めそうですし、初めてでもそこまで迷う感じはありませんでした。

今回のET-HSグレードはシートの質感も良く、座った時の包まれ感もしっかりしています。
見た目だけでなくホールド感も高めで、走りの良さともちゃんと合っている印象。
静粛性も高いので、伊古部海岸までの道をゆったり流している時間もかなり快適でした。

SUBAROADのルートに沿って走り出して、まず印象に残ったのがトレイルシーカーの力強さでした。
アクセルを軽く踏んだだけでもスッと前に出る感覚があって、想像していた以上に加速が鋭いです。

数値を見るとシステム最高出力は280kW(約380馬力)。
スペックだけ聞くと少し現実感が薄かったんですが、実際に走らせると「これはかなり速いな」とすぐ分かります。
特に山道やカーブの続く道では、大きなSUVとは思えないくらい反応が軽く、気づけばスピードが自然に乗っている感覚でした。

さらに印象的だったのが、カーブでの安定感です。
ワゴン形状でリヤが伸びているので、最初はもう少し大きさを感じるのかなと思っていたんですが、実際はかなり自然に曲がっていきます。

ハンドルを切った時の動きが素直で、車が遅れてついてくる感じがほとんどありません。
カーブが続く道でも「大きい車を走らせている」という感覚より、「思ったラインをそのまま走ってくれる」という安心感のほうが強かったです。

途中でスタッフの方から「0-100km/hは4.5秒なんですよ」と改めて教えていただいたのですが、走り出すまではその数字がなかなか実感として結びつきませんでした。
でも実際にカーブを抜けながら加速していく感覚を味わうと、「なるほど、これがこの車の速さなんだな」と自然に納得できます。

力強さだけではなく、安定感もしっかりあるので、走っていて変に緊張しない。
このあたりは、スバルのAWDらしい安心感につながっているように感じました。

蔵王山での圧倒的な走行性能と開放感

最終目的地の蔵王山では、トレイルシーカーの走りの良さをさらに感じることができました。
坂道やカーブが続く道でも、前後のモーターがしっかり路面を掴んでいる感覚があり、急な登りでも車が重たく感じません。

アクセルを踏んだ時の反応もかなり力強く、山道でも余裕を持って走れている感じがありました。

蔵王山からの下り坂や市街地では、以前ソルテラの試乗でも印象的だった回生ブレーキも活躍します。
減速しながら電気を回収してくれる仕組みですが、トレイルシーカーはパワーがある分、パドルで回生の強さを調整しながら走る感覚がより分かりやすく、つい何度も操作したくなります。

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帰路で実感した、安心を支える「光るミラー」

帰りの道中では、パノラマルーフのシェードを全開にして、ゆったりとした開放感を楽しみながらドライブ。
そこでふと気付いたのが、サイドミラーの端が時折オレンジ色に光ること。
これは「リヤビークルディテクション」という機能で、死角に車がいることを光で教えてくれるんです。
慣れない道を走っている時や、長距離ドライブで少し疲れが出てくる帰り道、こうした「さりげないサポート」がスバルらしい安心感に繋がっているんだなと、改めて実感しました。

また、スタッフの方からリヤカメラウォッシャーについても教えていただきました。
カメラのそばにある小さなノズルから、泥や雨汚れをウォッシャー液で洗い流せる機能で、ソルテラには装備されていないとのこと。
悪天候や未舗装路も視野に入れたトレイルシーカーだからこそ、こういった装備が自然と備わっているんだなと思いました。

試乗の最後に見せてもらった専用デザイン

ひと通り試乗を終えて店舗に戻ると、スタッフの方が「せっかくなので」と、とっておきのものを持ってきてくれました。
ドアに貼る「TRAILSEEKER」の専用デザイン。
山並みが朝焼けのグラデーションで描かれていて、見た瞬間に「あ、これがあると全然違う!」と思わず声が出てしまいました。
このデザインが加わるだけで、なんというか、一気に”本物感”が出るんですよね。
加速はほんとにすごかったし、いいクルマだなとは思っていたけど、これを見てなんか急に「乗り回したい」という気持ちになりました。

起動時に印象的だった、リアのライト演出

細かい部分ですが、印象に残ったのが起動時の演出です。

システムの電源を入れると、一瞬だけリアの「SUBARU」ロゴとテールランプが点灯。
派手すぎない演出ですが、実際に見るとかなり存在感があります。

こういう細かな演出からも、「新しいEVに乗っている」という特別感をしっかり感じられました。

世代を超えて響く「SUBARU」レターロゴの懐かしさ

そして個人的に一番グッときたのが、リアゲート中央に並んだ「S U B A R U」のバラ文字ロゴです。
最近はエンブレム(六連星)が主役の車が多い中、この等間隔に並んだ文字を見て、「あぁ、昔の車ってこういう風に名前が書いてあったな」と、なんだか懐かしい気持ちになりました。
かつての車には、こんな風にボディにしっかりと名前が刻まれているものが多かった気がします。
それを知っている世代なら、きっと同じように感じる方がいるんじゃないかと思います。
最新のBEVなのに、どこか記憶の奥をくすぐってくる。時代が変わってもSUBARUはSUBARUなんだな、とふと思わせてくれるデザインでした。
このステッカーを見せてもらったことで、トレイルシーカーへの愛着がまたひとつ増えた気がしました。

室内空間を自分らしく演出できる装備として注目したいのが、新採用のマルチカラーアンビエント照明です。
インパネ周りやインナードアハンドルを優しく照らすこのライティングは、選択したドライブモードに応じて自動で色が切り替わるほか、気分に合わせて64色の豊富なバリエーションから自由に設定することが可能です。
夜間の走行はもちろん、曇り空の下でのドライブでも車内の雰囲気を華やかに彩ってくれるため、長距離の移動がよりパーソナルで特別な時間に感じられました。

広がる視界と、開放感のある車内空間

トレイルシーカーで印象的だった装備のひとつが、大型のパノラマルーフです。

前席から後席まで広がるガラスエリアによって、車内は想像以上に開放的。
海沿いや景色の良いルートでは、外の光も自然に入り、移動中の雰囲気をより心地よくしてくれます。

電動シェードも備わっているため、日差しに合わせて調整できる実用性も魅力でした。

ワゴン形状ならではの、余裕あるラゲッジスペース

トレイルシーカーは、後ろへ伸びたワゴン形状によって荷室の広さもしっかり確保されています。
今回は実際にゴルフバッグを2つ積んで走行しましたが、それでも荷室には十分な余裕がありました。
奥行きもあるため、大きめの荷物でも積み込みやすく、普段使いからレジャーまで幅広く対応できそうです。
見た目のスポーティーさだけでなく、しっかり実用性も備わっている印象でした。

綺麗にしてお待ちしております

今回の試乗を通じて、トレイルシーカーが単なる実用的なBEVではなく、スバルが追求してきた「走りの愉しさ」と「ワゴンとしての機能性」を、電気の力で思い切り高めたモデルだということを、体でしっかり感じることができました。
ドライブを共にした試乗車は、感謝を込めて細部まで洗車を行い、いつご覧いただいても美しい状態でお迎えできるよう整えております。
驚きの加速と使い勝手の良さを、ぜひご自身で体感しに来てください。お待ちしています!

興味がありましたらお気軽に試乗してみてください!